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ケーエフエスコンサルティングの照井より、「楽しく・幸せに働く」をテーマに、働く人の“心へ”届き、そして誰かの“心得”になるような情報をお伝えします!

教育の“あたりまえ”をアップデートする~その3

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こんにちは!

チームビルディングコンサルタントの照井です!

 

前回のブログ 

前々回のブログ

 

Most Likely to Succeed』

 

を見て得た気づき・学びを

お伝えしましたが

 

今回は

番外編として

一緒に参加していた方からの

気づき・学びをお伝えしたいと思います

 

成功??

 

映画を見終わった後

参加者同士でいくつかのテーブルに分かれ

いくつかのテーマをもとに

ディスカッションを行いました

 

そのうち一つのテーマが

「2030年に大人になる日本の子供たちにとっての

成功とはどういう状態なのか?」

 

というものでした

 

各グループの発表を聞いて

非常に興味深かったのが

 

ディスカッションのプロセスとして

 

「成功」ではなく「幸せ」がどういう状態か?

から考えていった

 

というグループがいくつかあった

ということです

 

正直、私自身も

この質問をなぜ

「成功」なのか?

 

ちょっと違和感を感じながら

この質問の答えを考えていました

 

 

イメージだと

「幸せ」のほうがしっくりくるな、と

 

個人的には

成功は目標がすでにあって

達成した後に言えることで

私はきっと永遠に

「成功した」「成功している」

とは言わないだろうなぁ・・・と



幸せは目指すものがなかったとしても

いま、この瞬間、この瞬間でも

感じることができる

日常でも感じるような状態なのかなぁ・・・と



子供は「成功したい」と思うのか?

親が子供に「成功してほしい」と願うのか?



・・・



ぐるぐると、すみません笑

 

こんな感じで考えてしまいましたが

終わった後、一緒に参加していた方が

こんなことを教えてくださいました

 

「映画のタイトル(Succeed)とリンクさせてるんじゃない?」

 

 

すっきりしました笑

そうですね、きっと

というか絶対そうですね笑

 

そして、Succeedと成功

海外の方と日本語の捉え方にも違いがあるとも

教えてくださいました



一つここで学んだのは

日本人にとって

「成功」よりも「幸せ」のほうが

 

しっくりくる、

考えやすい、

イメージしやすい

 

つまりそれは

成功よりも幸せを

求めているのではないか

ということ



「みんなで成功しよう!」という会社より

「みんなで幸せになろう!」という会社のほうが

 

なんだか素敵じゃないですか?

 

成功を大切にする会社よりも

幸せを大切にする会社のほうが

 

素敵な社員さん

素敵なサービス

素敵な商品

 

イメージが湧きませんか?




言いたいだけ!?



グループ内での話をまとめてシェア



(・・・誰言うの?)

(誰か手上げてくれますように・・・)



こんな感じのシーン、よく見ます笑

私も前までそう思っていたうちの一人でした笑

 

(誰が言うんだろう・・・)と

少し妙な空気が漂い始めた時

 

 

すっと手を挙げた方が

いらっしゃいました



マイクを手にして

明るいトーンではきはきと

話し始めました



「このテーブルでは○○という意見が出ました!!!

 ・・・えっと・・・

 どんな話からこの意見になったんでしたっけ??笑」



会場では笑いが起き

その方は早々に隣の男性に

マイクを渡していました

 

 

「言いたいだけ!?笑」

 というような声も



会場は笑いに包まれていました

 

・・・

 

こういうことなんですね!!



環境をつくるということ



その方が隣の方にマイクを渡してから

一気に会場があったかくなりました

参加者が笑顔になりました

何を言ってもいい環境になりました



そして実際、マイクを渡された方

つまり手を挙げていなかった方は

 

結果、

とても印象に残る気付きを

シェアしてくださいました



これが

安心安全ポジティブな環境なんだと



これが

 

『共師』の姿であり

この場が『共室』であり

『共育』の姿なのだと

 

感じました

 

自らがきっかけとなり

周りを巻き込み

みんなが活きる環境を創る



前回のブログでもお伝えした

映画の中で先生がお話されていた

 

エンジニアリングではなく

ガーデニング

 

 

という言葉を思い出しました





教師の役割は、

創意工夫ができる条件を整えることです

既存の知識をただ

与えることではありません

 

シーモア・パパート 

 

 

主宰者が

このイベントの最後に

伝えてくださった言葉です

 


会社でも

「信じて任せること」

更にやっていきたいですね

 

セミナー開催のご案内~

 

10月・11月と開催いたします

(※@弊社が運営する出島BASEでの開催となります

お申込みは

以下、何れかのイベントページから

受け付けておりますので

是非ご参加くださいませ 

 

【10月開催】
■10/23(火)チームビルディング体感セミナー
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/335976130295483/
・peatix
 https://peatix.com/event/422939/view

■10/25(木)マインドフルネス体感ワークショップ
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/536271333459821/
・Peatix
 https://peatix.com/event/422924/view



【11月開催】
■11/21(水)マインドフルネス体感ワークショップ
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/469457706875360/
・Peatix
 https://peatix.com/event/437075/view


■11/27(火)チームビルディング体感セミナー
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/273665136806170/
・Peatix
 https://peatix.com/event/437017/view

 

 












教育の“あたりまえ”をアップデートする~その2

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こんにちは!

チームビルディングコンサルタントの照井です!

 

前回のブログ

Most Likely to Succeed』

を見て得た気づき・学びを

お伝えしましたが

 

今回も

その続きです

 

特に印象に残った言葉

について、お伝えしたいと思います!

 

前回同様、一つあらかじめ

ご理解いただきたいのですが

 

日本語字幕で

メモを猛烈に取りながら

英語で聞いており

一部、

理解力不足、確認不足で

映画の詳細と異なる

可能性があります

 

あくまでも

その上での

いち個人の気づき・学び

としてご理解いただければ幸いです

 

 

学校と社会で求められる能力の齟齬

 

社会人になって

 

『自分で判断する』

 

ということに

戸惑った経験のある方

いらっしゃるのではないでしょうか?



映画の中で

先生たちはこんなことを

話していました



学校教育では

・一人で学ぶ、解く

・判断させない(暗記型)

・テストでいい点を取る授業



のため

教師が一生懸命教えた

内容のほとんどを

生徒は忘れ



社会にでると

チームで協力出来る

・自分で判断しましょう



と学校で習ったことのない

環境になり

言われたことのない

ことを急に求められる

 

文科省が掲げている

『新しい学習指導要領などが目指す姿』

の中でもこのようなことが

記載されています



資質・能力の要素

これら三要素を議論の出発点としながら、学習する子供の視点に立ち、育成すべき資質・能力を以下のような三つの柱(以下「三つの柱」という。)で整理することが考えられる。教育課程には、発達に応じて、これら三つをそれぞれバランスよくふくらませながら、子供たちが大きく成長していけるようにする役割が期待されており、各教科等の文脈の中で身に付けていく力と、教科横断的に身に付けていく力とを相互に関連付けながら育成していく必要がある。

 

1)「何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技術)」

2)「知っていること・できることをどう使うか

  (思考力・判断力・表現力等)

3)「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか

  (学びに向かう力、人間性等)

 

これは、

学校だけの話ではなく

社会人にとっても

今後更に求められる

資質・能力の要素だといえます



みなさんの会社において

この3つが育ち続ける

環境はありますでしょうか?

 

もしないとしたら

どういう環境があれば育ち続け、

社員がよりよい人生を送ることが出来るのでしょうか?

 

君が君でいなくちゃ意味がない

 

多様性という言葉を

聞く機会が増えてきたように思いますが

今回の参加者同士で行った

振り返りの中でも

 

多様性を認め合うことの重要性について

話が上げられていました



先生はこんなこともお話されていました

 

「君が君でいなくちゃ意味がない。

学校や教員は、生徒もみな人間だということを忘れて

データとして扱っているケースがあるように感じる。

工業資本ではなく、

人的資本なのだということ。

そして、

エンジニアリングより

ガーデニング

の考え方が大切だと思う。」

 

植物が土の中で根を生やし

芽を出し花を咲かせたり

実をつけるように

 

一人ひとりが

何かに夢中になれて

 

知りたい、学びたい

もっとよくなりたい

 

と湧き上がる気持ち

が出てくる環境を創ること

そして、

一人ひとりの強みを活かし合える

チーム力が大切なのではないでしょうか?

 

・・・

 

今回も長くなりそうなので

ここまでにしたいと思います

 

まだまだ

伝えたいことが山ほどあるので

また次回、続きを書きたいと思います

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました

 

・・・

 

セミナー開催のご案内~

 

10月・11月と開催いたします

(※@弊社が運営する出島BASEでの開催となります

お申込みは

以下、何れかのイベントページから

受け付けておりますので

是非ご参加くださいませ 

 

【10月開催】
■10/23(火)チームビルディング体感セミナー
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/335976130295483/
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 https://peatix.com/event/422939/view

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■11/27(火)チームビルディング体感セミナー
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 https://peatix.com/event/437017/view

 

 

教育の“あたりまえ”をアップデートする

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こんにちは!

チームビルディングコンサルタントの照井です!

 

三連休、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

私は昨日

 

『未来の教育を考える』

 

というイベントに

参加してきました

 

チームビルディングコンサルタント

としても、もちろん

魅力的だな

と感じるタイトルなのですが

 

最近、

教員をしている兄と

 

『未来の教育』

 

について話をする

機会が増え

 

知りたい願望ど真ん中

 

だった私に

ある尊敬する方が

このイベントのことを

教えてくださり

 

終始前のめり気味に

参加してきました



今回は、

このイベントでの

気づき・学びを

お伝えしたいと思います

 

一つあらかじめ

ご理解いただきたいのですが

 

日本語字幕で

メモを猛烈に取りながら

英語で聞いており

一部、

理解力不足、確認不足で

映画の詳細と異なる

可能性があります

 

あくまでも

その上での

いち個人の気づき・学び

としてご理解いただければ幸いです



Most likely to Succeed』

 

“教育ドキュメンタリー作品の中で

最高峰の一つだ”といわれている

 

Most likely to Succeed』

 

FutureEdu Tokyoさんの主宰で

上映会が全国各地で開催されており



今回は

参加したイベントの中で

観ることができました



この作品は

人工知能 (AI) やロボットが

生活に浸透していく21世紀の子ども達にとって

必要な教育とはどのようなものか?」



というテーマについて

2年間、TEDトークで著名な

ケン・ロビンソン卿などの

有識者や学校への取材により制作された

ドキュメンタリー作品です



米国のカリフォルニア州にある

High Tech High という

チャータースクールに通う

二人の高校1年生の成長を

追いかける過程で、

 

日本と同様な受験偏重型教育と、

生きる力を身につける

実践的な教育のバランスを

どう考えるかなど、

 

国は違えど似た状況も多く、

教育を取り囲む様々な視点

について考えさせられる作品です

 

※上記映画に関する説明は

 FutureEdu TokyoさまHP記載文より抜粋

 

「さあ、選ぶんだ」

 

入学した生徒が

初めて受けた

授業のはじまりは

 

一枚の用紙に複数

書かれた絵を選択し、

選んだ絵について

なぜ選んだかを話し合う

 

というものでした

 

生徒たちは

“選ぶ”

ことが出来ても

 

なぜ選んだかという

“自分の考えを話す”
ことができませんでした

 

 

ある生徒は

選んだ理由について

「退屈だから」

と答えましたが

 

先生から

「退屈ってどういうこと?」

と問われました

 

そしてその生徒は

答えることができませんでした



皆さんにも

お聞きしたいのですが

 

“言葉が持つ意味”

 

について、

考え、話し合った経験は

これまで

どのくらいあるでしょうか?



聞いてはいけない「なぜ?」

 

私が中学生の頃

数学の授業で

 

「先生!この公式はなぜこの式なのですか?」

 

と先生に質問した際、

 

「んー、あとでね!」

 

と言われ

その後、教えてくれませんでした

 

それからしばらくは

学校の先生に教えられたことは

 

「“こうだから、こう”

 だから、ただ言われたことを

 “覚えよう”」

 

と自分に無理やり

納得させて勉強をしていた

ことを思い出しました



学校のスタイル

 

High Tech Highでは

 

・授業の開始、終了のベルがない

・科目ごとの授業がない

・何を教えるかは教師次第

・教師は毎年契約

・テストがない

 

という

なんとも私には想像のつかない

斬新なスタイルを

持つ学校でした

 

 

密着した一つのクラスでは

1年間で(一年ずっと)

 

『文明はなぜ起き、なぜ滅ぶのか?』

について、

 

まずは自分自身で理論を創り

それぞれの理論を

いくつかに分かれたチーム内で発表し合い

チームで理論を形(物や劇など)にして

発表会(一般公開)を開く

 

という授業内容でした



教育、教師、教室

 

この映画を見終えた後

振り返りのワークを

参加者同士で行った際

 

こんな意見を

言ってくださった方がいました

 

「『教えないこと』

も大切だと感じた。

教師、教員、教室

すべて『教」がつく。

 

インプットが前提

となっており、

アウトプットする間もない中

次々とインプットが

繰り返されてる」

 

 

 

この方の発言から

言葉が持つ力を改めて

感じるとともに



自分自身も

あたりまえを

見直せていない

疑問を抱けていないことが

まだまだあることに

気づきました



“あたりまえ”をアップデートする

 

この“あたりまえ”を

考える・見直すという

 

あたりまえ”をアップデートする

視点を持つことが

VUCA時代に必要なのだと思います



教育、教師、教室 から

共育、共師、共室 へ

 

教えるという一方通行から

共にという双方向に

 

お互いの個性を理解し

活かし合い補い合うことで

一人ではできないこともできる

 

共に、育むこと

共に、師として学び合うこと

共に、室という相互作用が起きる場を持つこと

 

益々大切になっているのではないでしょうか?



・・・

と、

かなり長くなってしまいました汗

 

今回はここまでに

 

次回も続きを

お伝えしたいと思います

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました

 

・・・

 

セミナー開催のご案内~

 

10月・11月と開催いたします

(※@弊社が運営する出島BASEでの開催となります

お申込みは

以下、何れかのイベントページから

受け付けておりますので

是非ご参加くださいませ 

 

【10月開催】
■10/23(火)チームビルディング体感セミナー
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/335976130295483/
・peatix
 https://peatix.com/event/422939/view

■10/25(木)マインドフルネス体感ワークショップ
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/536271333459821/
・Peatix
 https://peatix.com/event/422924/view



【11月開催】
■11/21(水)マインドフルネス体感ワークショップ
・Facebook
 https://www.facebook.com/events/469457706875360/
・Peatix
 https://peatix.com/event/437075/view


■11/27(火)チームビルディング体感セミナー
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 https://www.facebook.com/events/273665136806170/
・Peatix
 https://peatix.com/event/437017/view